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続報2:無事終了しました。11/6(土)~8(月) 蓮華寺で、備後中継ぎ畳表の手縫い研修を開催(参加者募集中・福山市ものづくり技術継承事業)

5月から延期していた開催日程が決まりました。


2021.11.8 研修生と講師によって、紋縁ぴたりと合いました。中継ぎの筋が見えます。


延期していた手縫い研修会を開催します。またまたコロナ次第ですが。


2021/11/6(土)~8(月) 蓮華寺(福山市今津町)で、備後中継ぎ畳表の手縫い研修を開催します。備後表の次世代を担う、中国地方の畳職人さん2~3名を募集中です。2日間で1人2枚を仕上げ(紋縁合わせ)、蓮華寺本堂7畳の表替えを行います。3日目には、畳工事の調整作業を行う予定です。

今後は、技術継承の事業計画を立て、蓮華寺持仏堂の42畳(千手の間・不動の間・上段の間)を順次、備後中継ぎ畳表に替えてゆければと考えています。

「備後藺草による備後表」のトレーサビリティ実証実験 その3」の一環でもあります。(過去記事参照)


実技・講義講師は、文化財畳保存会(京都市、選定保存技術保存団体)の会員さんです。講義講師は佐竹真彰会長、実技講師は小森教義氏(小森畳商店、和歌山)、片山賢氏(片山タタミ店、京都)が決まりました。


備後藺草は佐野商店(福山市芦田町)、中継ぎ畳表は福山大学の三蔵中継(再生した備後三蔵動力中継織機、4/22(木)-25(日)製織完了)を使用。



実技研修参加資格:原則、中国地方を拠点として活動する一級畳製作技能士(もしくは相当の技術を持つ者)で、備後表継承会の活動趣旨に賛同する者

研修参加費:未定(講義・見学のみの一般参加は無料ですが、要事前申込)

主催:備後表継承会(共催・協賛・協力者募集中)

申込締切:2021年11月4日(木曜日)(ただし、定員になり次第締め切ります)延長しましたが、残席僅か。


プログラム(変更しました。2021.9.24更新)

2021年

11/6(土)

 10:00~10:10 開催趣旨説明(佐藤会長)+代表参加企業挨拶(佐野商店)

 10:10~11:30 講義:「畳縁と紋合わせ」(仮題)(一般受講可能)

        (講師:佐竹真彰氏)

 9:30~12:00 手本製作(講師:小森教義氏、片山賢氏)

 13:00~16:00 技術研修:畳製作・紋縁合せ(見学可能)

        (講師:小森教義氏、片山賢氏)


11/7(日)

 9:00~16:00 技術研修:畳製作・畳工事(見学可能)

        (講師:小森教義氏、片山賢氏)

 16:00~17:00 畳敷き込み工事・調整


11/8(月)

 9:00~16:00(予備日・終了次第) 畳敷き込み調整、手本畳仕上げ(見学可能)

           (講師:小森教義氏)


蓮華寺:広島県福山市今津町の真言宗寺院。宝暦13(1763)年、現在地に移転造営された。旧西国街道(近世山陽道)今津宿の脇本陣であり、持仏堂に上段の間(御成りの間)が現存する。また、客殿蟇股には福山藩主水野家の家紋(沢瀉紋)が刻まれ、これを寺紋としている。


文化財畳保存会:先日、ユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」の17の選定保存技術の内、「畳製作」を担う認定団体。


コロナ等社会情勢により、再延期や中止、プログラム変更する場合もあります。


申込方法・詳細は、事務局にお問い合わせください。


(イメージ写真:2020.9.27蓮華寺持仏堂にて、寺院住宅スペースの手縫い備後中継ぎ表替え)









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